サッカークラブCriacao

ニュース |NEWS

2017.02.07 [TUE]クラブ情報

柴村直弥選手(ヴァンフォーレ甲府)完全移籍のお知らせ

■柴村直弥選手

[コメント]
クラブの方々と幾度となくお会いし、様々なお話を聞かせていただき、さらには練習にも参加させていただいたりする中で、クラブの理念や想いに共感し、また、選手スタッフの方々の熱意も現場で感じ、共に歩ませていただきたいと思いました。

海外でサッカーや生活をしていく中で、思考して主体的に動くことの重要性を感じました。ポーランドで訪問したアウシュビッツ強制収容所に関しても、数百万人のユダヤ人の人々を絶滅収容所へ送ったアドルフ・アイヒマンは、ヒトラーの命令を疑うことなくただただ業務を遂行し、裁判で淡々と「命令に従っただけ」と語るアイヒマンの姿からは罪の意識すら感じられない様子でした。そんな彼の背景や人間性を辿っていくと、本質的にはどこにでもいるような人間ではないかと思いました。思考することを放棄すると、人間は誰しもが彼のようになりえると感じ、私たち人間が同じ過ちを繰り返さないとは断言できないと思いました。アウシュビッツに訪問し、現地で当時のことを学び、その空気を感じ、そして犠牲者の方々やご遺族の方々の気持ちを考えると、これほどまでに残酷なことを人間が人間に対して出来るのか、という信じられない気持ちになりました。要因はたくさんあるかと思いますが、アイヒマン含め、多くの人間が関わり、関わっている人間の思考が停止したことで、少しずつ罪悪感が欠如していったのではないかとも思いました。それが積み重なったことでこれほどまでに残虐なことが起こってしまったのではないかと感じ、思考することを放棄せず、自分で考えて行動していくことが、よりよい世界を作っていくことにつながるのではないかと、これまでの経験からも感じています。

クリアソンの方々は同じようなことを大切にしていると感じ、一緒に様々なことを創っていくことができると思いました。海外含め様々な人たちと接している中で、これまで多様な価値観に触れてきましたが、多様な価値観を尊重して接することで、お互いが理解し合えたりする瞬間を経験してきました。目の前の人を尊重することで、共に学び、成長することができたと実感していますし、多様な価値観を尊重して歩んでいくことを大切にしているクリアソンと、その部分でも共感させていただきました。
これまでの経験を生かしてクラブの力になっていくことはもちろんですが、クラブと共に成長しながら一歩一歩前に進んでいけたらと思っています。



柴村は、2015年からスタートした広島とポーランドの高校生たちが平和をキーワードに相互間で交流する橋渡しに尽力している。2015年8月と2016年8月にポーランド代表チームが広島を訪れ、試合や交流、平和記念公園での平和学習を行い、逆に広島県高校選抜チームが2016年3月にポーランドへ遠征をし、試合や交流、アウシュビッツ訪問などを行った。2017年も同様の交流を予定しており、広島とポーランドの高校生たちが相互間で交流し、ポーランドの高校生たちは原爆について、広島の高校生たちはアウシュビッツについて、互いに現地を訪問して学ぶ機会を創出した。

ウズベク&ポーランド参戦の広島国際ユース。両国で選手として活躍、招致の裏にある柴村直弥の尽力
https://www.footballchannel.jp/2015/08/08/post100846/

サッカーが繋いだ平和への道筋 深まる広島とポーランドの絆 そのキッカケとは
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shibamuranaoya/20160806-00060777/

柴村直弥選手